2010年4月13日火曜日

簡易裁判の訴訟ノート <2> (文責 魯 明)

裁判官大山涼一郎に対する不満(疑問、不信、憤慨)

  今回の裁判は、いわば、一般的損害賠償訴訟である。(内容一部は簡易裁判の訴訟ノート<1>をご参考)

 きっかけは、2008年11月14日に成田発北京行きの、CA168便の欠航により、航空会社CA(中国国際航空会社)のあっせんで、インターナショナルガーデンホテル成田に宿泊際の出来事=結婚指輪滅失である。

  4月8日に、開廷審理があり、どうやら、裁判官大山涼一郎の粗末な審理で、慌てたように終了してしまい、4か月間長く待っていた(期待していた)審理はようやく始まったのに、とても残念だったと思う。

  少額訴訟で迅速な審理のはずな案件で、去年(2009年)12月24日に提訴以来、神奈川簡易裁判所から一切の連絡・事情説明もなく、逆に私が今年の2月26日に同裁判所に電話を入れてから、やっと裁判所が初めて動き始めて、4月8日を開廷期日に決定し、よって、同裁判所は真面目に仕事をしていることを伺えない。

  今回の損害賠償事件に対する不正審理事件は、前述の通り 簡易裁判の訴訟ノート<1> に一部述べたが、さらに、以下のことを補充したい。

  審理の当日、私と家内、そして85歳高齢の義理の母は、3人で法廷に向かった。女房は、法廷内で指輪滅失について、証言したいため、やむを得ず、法廷まで自分の母(重度痴呆症主)を連れていった。

  一般的に、見識と良心のあるべき(いわば 経験則 による)裁判官は、原告側の事情をすこし配慮するなら、こんな無茶な結論にはならなかったはず。そして、裁判官の不真面目さだったのは、今回の起訴は、去年の12月24日に提訴したもの、どうして、今年の4月8日に始まったか、その理由についての説明一切あるまいというところである。

  審理が大幅に遅れた弁明まで別に裁判官に要求するつもりがないが、要するに、それは裁判官がただ審理のみを行うという原則があったような気がするだから、しかし、もし原告の家庭事情(年寄りまでの出廷)に少し配慮があれば、さらに、原告が開廷日まで長く待っていた、その気持ちをすこしでも読み取れば(事件全貌を把握したと言い難い)、軽率な結論、つまり、訴える相手を被告として間違ったという誤判断の上、“ 訴訟を取り下げないと、原告の負けという判決を下す ”という大山裁判官の実際言動、無責任な断言=狂言&暴言 が出なかったはず。

  裁判官が法廷内の原告の現状に不配慮(無視)は人間性に若干問題があり、外国人に対して先入観がないだろうかと疑問視である。公正な審理ができない理由は、ただ裁判官としての意地のみによったものか、それとも、人間差別感の持ち主によるものなのか、もしくは、それらの総合的な構成によったものであろう。

  大山涼一郎の素質を問うべきだ。

  大山涼一郎裁判官の傲慢さは、前述通り、一部をすでに 簡易裁判の訴訟ノート<1> で述べたが、さらに、その続きとして、下に述べ補う。

  当日(4月8日)、裁判官大山は、被告の一言、被告を取り間違いって、すぐに被告に同調して、その変化に強烈な違和感があった。態度が直ちに一転して、原告に懐疑な目線を投射してきた。

  片方は日本人(被告)、片方は外国人(原告)、裁判官大山は、日本人が常に正しいという先入観がなければ、どうして過剰反応があったのであろうか。

  つまり、外国人は、日本のことを知らないから、舐めるつもりだろうか。

  一裁判官として、職業の倫理規則を自覚に守るのは、当然(言うまでもない)だが、相手(原告)の意見を無視した裁判官大山は、職業道徳観すら薄い方ではなかろうか。

  仮に、被告は、被告の取り間違いという発言があったとしても、一方的に原告にまず聞くのでなく、意地悪の今回の被告 ㈱イシン・ホテルズ・グループは、まさに最高いい例だったので、被告にまずその理由を聞く手もある。

  しかも、被告は自らの主張(否認)だから、民事訴訟の一大基本原則でもあるが、誰が主張するかにより、その挙証責任が主張する方に転換する。つまり、主張者が証明責任(立証責任)を持つべし。

  したがって、大山涼一郎は、この基本ルールにも違反した。

  この辺は、まさに裁判官の独立審理の不干渉問題という聖域であろうが、しかし、方法論からは不干渉で結構ですが、威張って、意見を聞き入れない裁判官大山のやり方を変えるのは、現場(法廷)にいる当事者原告の私しかいないではないのだろうか。

  裁判官は神様でなく、人間なら、誰でも過ちを犯す。

  その過ちがありそうなところ、原告は、一速く感じ取ることができる一人で、もちろん、当日一緒に居た司法委員や書記官も、何かの感じがあったはずだろう。

  裁判官大山は、原告に、 ㈱イシン・ホテルズ・グループ を相手方にしたその証拠を求めた。

  急に証拠って、多少慌てた原告は、捜しながら、インターナショナルガーデンホテル成田の自称総支配人の 武 震太郎も、最終責任者はマイケル・ニギッチとEmailでの返事があったと極力的に説明し、総責任者=使用者は、マイケル・ニギッチが間違いないと原告は主張した。

  そして探しながら、時間の無駄がいけないと心配し、原告は、さらに慌てた様子。
  
  やっと、一枚プリントを取りだした。 ㈱イシン・ホテルズ・グループ の公式ホームページに載ったものである。

  その内容を裁判官と一緒に確認した。

  つまり、マイケル・ニギッチが ㈱イシン・ホテルズ・グループ 最高経営責任者と書かれている

  会社の登記謄本にも、同じくマイケル・ニギッチが代表取締役だったと裁判官大山に説得した。

  ここまで、原告の主張はほぼ完了だった。これ以上裁判官大山に説得する材料がない。

  今度、裁判官は、被告に優しく聞く。じゃ~、どうして(被告を)間違ったと言えるか、その証拠がありますか。

  被告は、一枚のコピーを慎重に取り出して、しかも原告に見せないようなしぐさだった。

  経験豊富だったはずな裁判官大山は被告の心証を読み取ることが出来るはずだろう。

  一般心理的に言うと、つまりそういうことだろう。

  やましいことがなければ、持ってきた証拠をまず裁判官や相手に見せてから、証明証拠として採用されるのだろう。相手を説得するため、見せるくらい、別にすぐに自己に不利を来すことがなければ、なぜみせないのだろうか。プライバシー保護の観点からみても、その書証(書類による証拠)に保護されるべき内容ではなさそうであろう。だから、特に見せない正当な理由がなければ、見せて下さいと裁判官から命じることであろう。
  
  しかも、相手は当事者の原告であり、 ㈱イシン・ホテルズ・グループ は被告でないことを証明したいなら、堂々その証拠を出すべく、証拠を原告に出して見せない以上、その主張は、どうして、裁判官大山が客観的証拠として、採択出来たのだろうか。やはり、法廷内の手続きに問題があったと思う。

  それができないならば、その弱腰の裏に何か事情もあったかのではなかろうか、そういうことがないかぎり、なぜ、隠すのか、やはりやまないことがありそうしかいいようがなかろう。

  そもそも、法廷内で、自分が出した証拠を裁判官に提出した時と同時に、相手にも、その証拠を見せたり、説明したりすることが自然な行動と考えられる。
 
  どうも被告の行動は正常だったと認められるものではなかったという結論。

  傲慢は別に構わないが、常に自分を正してからでないと、法廷内で高圧な態度を原告に言論抑制してはならぬ。

  むしろ、謙虚な態度で審理に臨む裁判官がその職務に相応しい気がする。

  謙虚さに怖さを知るまい(謙虚さに敬畏すべし)。

  
  

 

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