2010年4月9日金曜日

簡易裁判の訴訟ノート <1> (文責 魯 明)

概略:  
被告 Ishin Hotels Group Co.,LTD. 、㈱イシン・ホテルズ・グループ

インタ‐ナショナル ガーデン ホテル成田にて結婚指輪滅失事件 
㈱イシン・ホテルズ・グループに対する損害賠償請求事件審理 (敬称略)
成田国际花园酒店 结婚戒子丢失事件 
成田国際花園酒店 結婚指輪滅失事件
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昨日、天気が晴れ、すがすがしい気持ちで、横浜市内にある神奈川簡易裁判所に赴いた。

別館の2号廷に入る前に、事前用意されている出頭カードに自分の名前を鉛筆で署名して、当日の受付は、これで完了した。

私の被告(起訴の相手方)は、代理人が出頭する。

事前に受理手続きなし、法廷に入ってからも何も確認されず、原告の私の名前を裁判官の大山涼一郎(名前は終了後、受け付けの事務所で確認したが)は呼んで、座る位置を指した。

そして、被告の代理人の名前を間違って呼んでしまい、すぐに訂正して、前の事件の被告の名前に勘違いしたようである。被告の代理人は、すぐに指示通りの位置に座り、それで、いわゆる法廷内の審理準備が完了である。



書記官(野地、男性)は、裁判官の左側に着き、司法委員(男性)は、裁判官の右に座った。

円卓を囲む正式な簡易審理が始まる。

最初、裁判官は、まず被告に向かって、注意事項を述べた。簡易裁判をやり始まったら、通常の審理にしたがるとしても切り替えることが出来なくなることや、和解の考えがあるか否かという助言的な勧告をしてから、被告(代理)の意思を確認した。被告(代理)は和解の考えがありませんと返事した。

原告は、審理開始の前、隙間を見て、裁判官に、私の妻は今日傍聴したいので、義理の母と後で来るとお断りした。

すぐに、正式に審理に入った。



まず、原告の訴訟内容を裁判官から、文面通り読み上げ、原告に確認した。

その後、裁判官から、被告の代理人に対し、まず被告(相手方)の実在、即ち、被告の代理人としての真実性=なりすましがないのか、被告としての正確性等を確認し、身分上に人違いとの問題がなければ、正しい審理ができるための手順だろう。

被告代理人の白石(取り下げ後、法廷内で本人に直接に確認し、白石と自称(男))は、まず、訴える相手を間違ったと主張した。

このころ、原告の妻と原告の義理の母が法廷に入ってきた。

ちょうどこの時、裁判官が被告の正確性について、否定的な見方に変り、原告と被告(代理)の後に座った、原告の妻(日本語が殆ど出来ない)は、聞き取った片単語とテーブル周りの雰囲気で進行状況を見守る中、被告(代理)の相手適格を否認し、つまり、㈱イシン・ホテルズ・グループ (代表取締役 マイケル・ニギッチ)を相手方(=被告)として、間違ったと主張したことを感じた。

これにより、状況が一転し変わった。

裁判官の審理方向の変化を敏感に反応し、直ちに、原告の傍に行き来した妻は、今、何があったのと原告の旦那(私)に小さい声で繰り返し、聞いてくれた。

それを見た大山涼一郎裁判官は、席に戻れ、静かにして下さいと注意した。

原告の私が、急に被告を間違ったように告げられた途端、まさか?若干に上がった。

どうして違ったというの、原告は、裁判官大山から“証拠もあるの”と聞かれて、すぐに自分事前用意した証拠(被告=マイケル・ニギッチ)を裁判官に提示した。

原告は証拠として提出したのは、㈱イシン・ホテルズ・グループのホームページに書かれている内容であった。見せながら、インターナショナルガーデンホテル成田は、一番下のところに、書かれていると指差して提示し、会社の登記謄本に同じくマイケル・ニギッチの名前があるとはっきり伝えた……


裁判官は、それを見た上、被告(代理)に、どうですかと問い直した。

すぐに、裁判官は、これは日本の会社の問題であり、あなた(外国人の場合分からないかも)は、まず日本の会社の仕組みを正しく認識できないと、間違いが起きるという風に指摘した。

私が、同じことを繰り返し主張を続けたが、裁判官が被告(代理)に、じゃ~、証明(立証)するものがあるかと被告(代理)に聞いた。そうすると、被告(代理)から1枚の紙を大山の手に渡された。裁判官がそれを見てから、あ、そうですかって、でも、同じ人です~か、と低い声で被告(代理)と二人きりのご相談みたいな場面があった。

原告は、異議ありと主張した。

原告は、さらに、㈱イシン・ホテルズ・グループの武 震太郎さんは、本件に付き、最終責任者がマイケル・ニギッチですと言ったから、間違いなく、マイケル・ニギッチが被告ですよと原告は繰り返し主張した。

その時、同意しない不満を抱いた原告の様子を見て、司法委員も原告を説得し始めた。

原告は、裁判官がずっと被告の情報を見せてくれないことに不信を抱き、ついにそれを見せてもいいですかと裁判官に訊ねてみた。

裁判官は、それを見せていいですかと被告(代理)に聞いてみた。

被告は、首を傾げた様子。

そうすると、裁判官は、一部コピーして原告に渡すことがよろしいでしょうか。

被告(代理)は、拒む理由がないので、裁判官は、書記官に指示して、被告(代理)の同意を確認しながら、上の部分をコピーしにて下さいと書記官に頼んだ。

コピーを渡された時点、原告は、初めて、新(真)の被告を知った。

その名は、有限会社イシン・ナリタ・オペレーションズ。つまり、原告の主張する加害者 インタ‐ナショナルガーデンホテル成田 の運営会社らしい。
因みに、㈱イシン・ホテルズ・グループ はホテルグループ全体を運営する親分会社らしい。マイケル・ニギッチがその最高経営責任者。

しかし、どうして被告の代理人が、その手にあった一枚紙(会社の登記謄本?)をそんな大事にしているかは、理解不能。

ついでに一言説明する。今日、法務局の青葉出張所に行って、取ってきた会社謄本に取締役はマイケル・ニギッチだった。同一人物が判明した。昨日法廷内で裁判官の口から漏れた情報とは一致した。

真の被告有限会社イシン・ナリタ・オペレーションズ代表格にあるマイケル・ニギッチについて、別のところに述べる。

この時、原告の私は、主張を続けた。妻もそばに来て、今どうしたか。しかし、原告は、言う(発言)機会がなくなりそうな恐れがあり、速く裁判官に異議を申し立てないと、終わってしまうと心配して声を多少あげた。

裁判官は、私が理解しないと見て、しようがないなという表情で、大声でここは日本です。日本の法律にしたがうべき。日本の会社法の規定がある。それを無視したら、負ける。等々を言って、原告を諦めさせる。

原告は、まず妻を席に戻るように説得しながら、裁判官に異議の意思表示を続けたが、裁判官は、被告を間違ったため、これで今日この辺で審理終了かな!と告げた。

ちょっと待って下さい。原告は、マイケル・ニギッチさんは、㈲イシン・ナリタ・オペレーションズのトップ責任者なら、いずれにせよ、つまり、グループ全体の長としても、㈲イシン・ナリタ・ナリタ オペレーションズの長にしても、両方は、マイケル・ニギッチの一人でしたから、どうしていけないのと問いなおした。

それを聞いた裁判官は、本当に怒った様子。

日本の場合はね、法人と個人は違いだよ、あなたはどっちにするか決めるんだよ。会社と個人を両方にするなら、訴状に両方を書くべきだよ。個人名(被告)が同じでも、会社が違うから、負けちゃうよ。ね、もう分かった。

裁判官は、原告の不理解で、かなり上がった。

原告にしてみれば、別に会社が違っても、責任者は同一人だから、会社名を、この場で直ちに原告人に確認して、訂正し、そして、被告(代理)も自称会社の役員だから、今回、被告マイケル・ニギッチを代理して、徹底的に対抗姿勢を一色にした本人と同調し、会社に過失がない、和解のつもりがないと述べたから、裁判官は、さらに、被告(代理)に聞いて、会社を変えて代理出来るなら、審理が続くことが可能ですよ、というような、柔軟な対応が出来たならば、少額訴訟のいいところを真に発揮できるとずくずく感じた。

しかし、裁判官の高圧の繰り返しの中、折角に去年暮れに訴訟を提起してから、四カ月間以上経ち、長く待っていた(今年2月の初め、原告から裁判所に確認電話を入れてから、動いでくれたわけだ。裁判所は一体何をやっているのだろうか)、大幅遅れの審理がやっと始まったばかりなのに、速くも片付けられてしまった。非常に残念だ。

裁判官はただ、自分が権威の象徴、自分=(イコール)法律、自分が一番偉いで、威張りの終始徹底の全て、というひたすらの威信示しで、原告の要望から遠ざかった。

原告は、私は訴訟が初めての経験で、アマチュアであるし、もうちょっと丁寧な説明ができませんかと裁判官に求めた。

まだ一部の説明について理解できない原告に対して、裁判官から、すぐにこの裁判を取り下げるか続くかを攻められた。

裁判官は、原告の意思を確認するため攻めた。審理をここで止めていいでしょうね。

止めない場合、どうなるのですかと、原告は聞いた。

や、(止めないのが)できない。被告を間違ったから。

じゃ~、取り下げしますと原告は諦めた。


原告の躊躇を見て、裁判官は、すぐに書記官に、原告が後からもめないため、署名サインをしてもらおう、その用紙を持ってきてと書記官に頼んだ。

すぐに持ってきた書類に、原告がサインし押印した。

そして、書記官は、その取り下げ書をコピーして、被告(代理)に渡そうとするところ、原告から、不満の口調で、裁判官に質問した。その時、裁判官からコピーを被告へのわたしを待ってと書記官に言った。

原告は、すみませんが、簡易裁判の注意事項を読みましたが、少額訴訟なら、判決に不満がある場合、1回だけの不服を申し立てることしかできないから、しかも、簡易訴訟は、一回の審理で結審するのは、一般的なやり方と認識しており、(ことに今日の審理の過程を経験から考え付いたことは)簡易裁判を完全にやめる場合(再度簡易で起訴しないこと)、簡易訴訟の取り下げは、今後、横浜地方裁判所に通常の審理をお願いすることに影響がないのでしょうかと質問した。

裁判官は、それは影響がないと返答した。

取り下げって簡単に諦められない原告は、さらに質問する。

もし取り下げをしないと、審理が続くと希望する場合、どうなるのでしょうか。

裁判官は、(相手方を間違って)あなたの敗訴という判決を下すと答えた。



これを聞いた原告は、少し納得した様子。短い審理で予想外な結果になってしまった。

裁判官に対して、不親切なところが一番印象的だった。

           

6 件のコメント:

  1. 成田国際花園酒店(インタナショナル ガーデン ホテル成田)にて、結婚指輪滅失事件で、今訴訟中です。

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  2. 市民目線の審理が小額訴訟の特徴であるべし。

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  3. 大山裁判官は威張った様子に全然気に入れません。軽視!

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  4. ㈲イシン ナリタ オペレーションズは、インタナショナル ガーデン ホテル成田の運営会社であり、しかし、ほぼ隠蔽な会社で、通常調べられないので、神秘的なものです。マイケル・ニギッチがイシン ホテルズ グループの総経営責任者でありながら、自分がインタナショナル ガーデン ホテル成田の経営に一切に関与していないと原告の訴状に書かれた結婚指輪滅失責任追及を全面否認した。そういう責任者の無責任な発言は例を見ないものです。大変に驚きました。真っ赤なウソを平気で言う企業責任者マイケル・ニギッチは、信用してよろしいのでしょうか。

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  5. 市民目線の審理が少額訴訟の特徴であるべし。

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  6. 在 成田国际花园酒店 房间内丢失结婚戒子。浴缸的排水口有问题。

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